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マネタイズの視点から見るはてなブログの有用性について

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はじめに

マネタイズとは、一言で言えば無料のサービスを使って収益を生み出すことです。本来は「貨幣を鋳造する」等の意味で使われていた言葉ですが、2007年頃からWebサービスの収益化の意味で使用されてることが多くなったようです。僕が今こうしてブログを書けるのも、「株式会社はてな」がはてなブログというブログサービスを提供しているからです。今回はそんな「はてなブログ」をマネタイズの視点から見つめていきたいと思います。

序章:はてなブログで見られる「お返しの文化」

はてなブログは他のブログ(ライブドア・Seesaa ブログ等)に比べて、格段に筆者と読者の距離が近いと言われています。その要因となっているのが「スター」や「ブックマーク」等の足跡機能です。これらの足跡機能は、はてなブログを利用している方なら誰でも付けることができるという汎用性に優れているだけでなく、「読者」と「筆者」それぞれが互いにつけ合うことのできるという、言わば双方向となっています。そしてこの足跡機能があるからこそ「はてなブログ」が成り立っていると言っても過言ではありません。

要するに「筆者」と「読者」の双方向のコミュニティが確立されている所が「はてなブログ」最大の特徴なのです。

突然ですが皆さんは、これらの足跡機能をどのように捉えているでしょうか?多くの方はTwitterやインスタグラム等の「いいね」と同じような意味で捉えているかもしれませんが、ちょっと違います。確かにTwitterやインスタグラム等の「いいね」と同じ意味でスターをつけている方もいますが、その根底には「お返しの文化」があるように思います。

例えば、読者でも誰でもいいのですが、あなたの記事にスターをつけたとしましょう。そしたらあなた(筆者)は、恐らく「この人は僕の記事を読んでくれた人だ」と思うでしょう。仮にそのスターが後の話に出てくる「お返し目的」だとしても、あなたはスターをつけてくれた人に対してスターを返します。

これがお返しの文化であり、所謂はてなブログ界の「スター返し」というものです。

スター付けてくれた人には、スターを、読者登録してくれた人には読者登録をするように、日本人にとってこの「お返しの文化」は、ある意味日本人特有の文化であり、外国ではあまり見られないために、日本独特の美風とも言われています。

ではいつからこのような「お返しの文化」が自然と定着してきたのでしょうか、そのヒントを得るためには旧石器時代にまで遡る必要がありそうです。

旧石器時代の日本というと、狩猟と食物性食料の採集をメインに行っていました。狩猟にはナイフ形石器や尖頭器などを用い、ナウマンゾウやオオツノジカなどの大型動物を捕えていました。当然ナウマンゾウのような巨大な動物に対しては、複数人で協力し合い仕留めていました。また住居に関しても、10人前後がテント式の小屋や洞穴などで共同して生活をしていました。

この頃から日本人はどうやら、互いに協力し合う精神を既に身に付けていたようです

その後時を経て、縄文時代になったころには、青森県の三内丸山遺跡のような集合住宅に住まうようになりました。

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引用:三内丸山遺跡 - Wikipedia

そして竪穴住居4~6軒程度の世帯からなる20~30人ほどの集団が出来上がったのです。そこで人々は集団で力をあわせて働き、彼らの生活を守りぬきました。

このように人々は「互いに協力し合う」、すなわち相互扶助の文化が出来上がっていたのです。また婚礼や葬儀など冠婚葬祭には、村人は互いに米や野菜、またはお金などを持ち寄り、婚礼等を盛大に祝いました。そして行事が終わると、残った金品等を村人たちに返すことが習わしになっていたそうです。これを「お返しの起源」だと言う学者もいます。ここで話をまとめると

  1. 古来より日本人は共同で暮らし、互いに協力し合いながら生活をしてきた。
  2. その人々のつながりの中で起こる婚礼や葬儀などの冠婚葬祭の際に、人々は互いに米や金などを持ち寄った
  3. そして余った米や金は村人たちに返すことが習わしになっていた(お返しの起源)
  4. そして今現在に至る内祝いや香典返しなどのように、お金やモノを貰ったら相応のモノを返すという習慣が自然となっていった
  5. そしてその延長線上に「スター返し」や「読者返し」がある

第一章:はてなブログをマネタイズの視点から見つめる

ここまでで「お返しの文化」と「スター返し」の関連について見てきましたが、今度はこの「スター返し」と「読者登録」のお話です。先ほども述べたように、はてなブログを利用している方は、誰でもスターを利用することが出来ます。しかも無制限につけることができます。これが意味することは至ってシンプルです。

それはスターをつけることは「お金(マネー)」を生み出すことに繋がるということです。一般的な「スター」の位置づけとしては、「この記事見たよ!」「この記事良いね」などの読者(もしくははてなブログを利用している人)から筆者へのアクションの一つだとされています。

そこが実は盲点なのです。表面上は何らスターには変わりませんが、そのスターにはもう一つの意味があるのです。それが上記で少し述べた「お返し目的」のスターなのです。どういうことかというと、筆者からすれば、スターをつけてくれた人のブログの記事にスターをつけるためには、その人のブログを訪れます(日本人特有のお返し精神)

そしてそこがとても大事なのです。ブログに訪れるということは、その人のブログにアクセスすることを意味します。仮にその人のブログにインプレッション型報酬の広告配信サービスが使われていたとしたら果たしてどうなるでしょうか?答えは簡単です。アクセスを受けた人(最初にスターをつけた人)に対して収益が発生するのです。ここで再度話をまとめると

  1. 日本人には特有の「お返し精神」が備わっている
  2. はてなブログでスターを付けると、日本人特有の「お返し精神」が無意識のうちに働き、スターをつけてくれた人に対して、スターを返そうとする
  3. スター返しをしようとアクセスしたブログには、インプレッション型の広告配信サービスが使われている
  4. 収益が発生する

第二章:はてなブログは上手くできている

前章では、日本人特有のお返し文化を利用すれば、収益が得られると述べましたが、世の中そんなに甘くはありません。というのもインプレッション型の広告サービスには主にmedi8、nend等が挙げられるのですが、だいたい1000アクセスで10円ほどなので、非常に効率が悪いです。

ですので今僕が述べた方法を実践したとしてもそれは時間の無駄です。そうするとクリック型や成果報酬型の広告配信サービスを利用する手段が考えられますが、クリック型の広告配信サービス大手である「Google」の「Googleアドセンス」に広告提携を申し込む際、「独自ドメインであること」「Google以外の広告が貼られてないこと」が前提となっています。

どういうことかというと、はてなブログにはご存知の通り「無料版」と「Pro版」があるのですが、このうち前者の「無料版」では、はてなブログのドメインとはてなブログの広告が使われています。ですので、「Googleアドセンス」を利用しようというものならば、「無料版」から「Pro版」へ移行しなくてはなりません。

ちなみに「Pro版」の価格は、1年コースで8,434円(税込) となっており、それに独自ドメイン料を含めると、年間で約1万円のランニングコストが必要となってきます。

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引用:はてなブログPro - はてなブログ

そして月々約900円を稼がなければ元を取ることが出来ません。しかしこれはPro版の使用コースにより異なるので、これはあくまで1年コースで計算した場合です。そうすると他のクリック型の広告配信サービスを利用することも考えられます。しかし忍者admax・i-mobile等は、クリック単価が低いので、どれも「Googleアドセンス」の広告単価にかないません。

となると後者の選択肢である「成果報酬型の広告配信サービス」を利用することが挙げられますが、どれほどのブロガーが報酬を得られているでしょうか。アフィリエイトの広告を貼って、本や健康食品をレビューしているはてなブロガーは多いですが、わざわざ「読者」と「筆者」、双方向のコミュニティが確立されているはてなブログでアフィリエイトをすることに意味はあるのでしょうか。

もしアフィリエイトをするならばSEO的に断然有利なワードプレスを利用することが賢明ですし、それがベターな方法です。

仮にアフィリエイトの記事ばかりを書いているブログだとしても、見ていて面白いでしょうか?珍しい商品を紹介する、または宣伝記事とは思わせないほどの文章力があるならば見ていて面白いかもしれませんが、おそらくほとんどの人は、「ただ宣伝するだけ」「ただ紹介レビュー」を書くだけだと思うので、見ていて面白いとは感じにくいです。となると、はてなブログでアフィリエイトをやることが賢明な判断なのか疑わしくなってきます。再再度ここで話をまとめると

  1. インプレッション型の広告配信サービス(medi8・nend)は1000アクセスで10円ほどしか稼げない。
  2. はてなブログでGoogleアドセンスを利用したいならば、1年間で約1万円のコストがかかる。そして月々約900円を稼がなければ元は取れない。
  3. はてなブログの「無料版」でも、クリック型の広告配信サービスは利用できるが、Googleアドセンスに比べたら月とスッポンの差
  4. 「筆者」と「読者」、双方向のコミュニティが確立されいる点が最大の特徴である「はてなブログ」で、アフィリエイトの記事ばかりを書いたところで見てくれる人はほぼ皆無、もしもアフィリエイト一択で記事を書いていくならば、珍しい商品を紹介するなどの、「面白さ」を加えないといけない。もしくは宣伝記事とは思わせないほどの文章力が必要。

結論

はてなブログはとても素晴らしいブログサービスですし、コミュニティが確立されていることによって、ブログを人生の生きがいととらえている人も多いはずです。こんなに「筆者」と「読者」の距離が近いブログも中々ないと思うので、ブログに広告を貼りまくったり、アフィリエイトの記事ばかりを書いたりしないで、「楽しく書くこと」をメインに、収益は「おまけ程度稼げればいい」くらいスタンスで、ブログを書くと毎日が楽しくなりますし、それが長続きの秘訣だったりもします。ですので皆さんも、あまり「金儲け」ばかり考えずに、肩の力を抜いて、これからも楽しくブログを書いていきましょう!

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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