
皆さんこんにちは!中卒ブロガーのぶんちんです。
僕のブログに貴重なお時間を割いて下さっている方々なら分かると思いますが、僕は、今月の30日をもって、学校を辞めることになっており、今日がその30日なので、本日からは「高校生ブロガーのぶんちん」ではなく、「中卒ブロガーのぶんちん」でやらさせていただきますので、どうぞよろしくお願いしますm(__)m
では、本題に入ります。
とその前に一つ断っておきますが、マッチングというのは、あくまで、「人と人」を結びつける意味の言葉であり、必ずしも、マッチングサイト=恋活・出会い系だけではありません。ビジネスの開業資金がほしい起業家と、将来性のあるビジネスに投資をしたい投資家を結びつけるサイトも「マッチングサイト」ですし、好きな映画や本で繋がることができるサイトも同様に「マッチングサイト」です。
また、商品を宣伝したい企業と、その商品を紹介するアフィリエイターを結びつける「ASP(アフィリエイト・サービスプロバイダ」も「マッチングサイト」です。
ですので、これから話す「マッチングビジネス」というのは、個々のジャンルを指すのではなく、あくまで全体、あくまで大枠で捉えた意味を指しますので、皆さんも、今までの「マッチング」に対する先入観を一回取り払ってご覧ください。
マッチングビジネスが今最も熱いビジネスである3つの理由
理由①:日本が成長社会ではなく、成熟社会だから

突然ですが皆さんは、この国、「日本」という国は成長していると思いますか?思いません?
昨日、ニュースを見ていたらとんでもない調査結果が出ていました。
~以下引用~
日本の40年後のGDP(国内総生産)が高齢化などによる人口減少で、25%以上も減るおそれがあるという試算をIMF(国際通貨基金)がまとめた。
IMFは28日、日本経済に関する年次報告書を発表した。
この中で、日本が現在の政策を維持した場合の試算として、「人口減少により、実質GDPは40年後に25%以上減る」と指摘した。
一方でIMFは、こうしたGDPの大幅な減少を避けるためには、労働人口を増やすための改革が必要だと指摘し、女性や外国人労働者らの活用をさらに進めるよう日本に促している。
IMFの試算結果は、今後の外国人労働者の受け入れをめぐる議論にも影響を与えるとみられる。
この計算からも日本という国は、かつてのバブル期のような成長は見込めず、今後は衰退の一歩を歩んでいくことがよく分かります。
そしてこの「衰退」という言葉が日本にもたらす影響の一つとして、「精神的孤独」というものがあります。
40年前の日本は、誰もが夢や希望を抱ける素晴らしい国でした。その要因として、日本自体が成長の一途を辿っていたことにあります。
日本の基幹産業であった、トヨタをはじめとする自動車製造業や、「経営の神様」と称された松下幸之助が営んだ松下電気器具製作所(現・パナソニック)は、順調に業績を伸ばしていき、日本経済の大黒柱として活躍しました。
また、三種の神器(戦後日本において、新時代の生活必需品として宣伝された3種類の耐久消費財である。白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫) 3C(カラーテレビ・クーラー・カー)などの「モノ」を手に入れることが、国民の目標であり、上流階級のステータスであるともされました。
この時代において、「モノ」を手に入れることで人々は欲求を満たしていました。
ですが、今の時代はどうでしょうか。
周囲には「モノ」が溢れ、人々はさして「これがほしい!」という欲求はあまり感じなくなりました。
また、「モノ」を極力減らしシンプルな生活を生きようとする人も増えてきました。
つまり、今の日本人は、「モノ」を手に入れることが欲求を満たすための手段ではないということです。
それに代わって、「誰かに認められたい!」とか「誰かとつながっていたい!」というような、マズローの自己実現理論で言う、社会欲求・愛の欲求、承認の要求、自己実現の要求が芽生え始めました。

1分で分かる「マズローの自己実現理論」
自己実現理論(じこじつげんりろん、英: Maslow's hierarchy of needs)とは、アメリカの心理学者アブラハム・マズローが、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する」と仮定し、人間の欲求を5段階の階層で理論化したものである。
上から順番に、
- 自己実現の欲求 (Self-actualization)
- 承認(尊重)の欲求 (Esteem)
- 社会的欲求 / 所属と愛の欲求 (Social needs / Love and belonging)
- 安全の欲求 (Safety needs)
- 生理的欲求 (Physiological needs)
となっており、一つの欲求が満たされると、次の欲求を満たそうと人間はするらしい。
要は、今の日本人の根底にはこれらの欲求があり、これらの欲求を追求する動きこそが「人と人」とを結びつける「マッチングビジネス」の可能性の下支えになっているのです。
今までの内容をおさらいすると、こんな感じです。
- 昔の日本人は「モノ」を手に入れることが欲求を満たすための手段であった。
- 時代が進み、周囲には「モノ」が溢れ、人々は「モノ」を欲しがらなくなった。
- それに代わって、「誰かに認めらたい!」「誰かと繋がっていたい」という社会的欲求や承認欲求が芽生えはじめた。
- 「日本」という国が成長から成熟(衰退)したので、上の3を後押した
- これらの変化の結果、「人と人」とを結びつけるマッチングビジネスに対する将来性・可能性が高まった。
成長社会と成熟社会の違いと特徴については、藤原和博さんが詳しく解説している動画がありますので、そちらをご覧ください。1時間ちょいありますが、とても有益な情報ですので最後まで見てくださいね。
たった一度の人生を変える勉強をしよう~藤原和博氏
理由その②:スマホの普及による「繋がりやすさ」の革命的飛躍

街行く人や友人、同僚に「あなたはスマホを持っていますか?」とあなたは一度でも聞いたことがありますか?
恐らく聞いたことはないと思います。聞くまでもないと思います。
それくらい、スマホという機械は人間の生活の一部、いや体の一部と言っても過言ではないくらい普及しています。
これがもたらす影響は、マッチングビジネスにおいても重要なカギとなってきます。
何が言いたいのかと言うと、インタネット機能があって、電話機能があって、メッセージ機能があって、地図の機能があれば、世界中の誰とでも実際に会うことが可能です。
つまり、「人と人」が繋がることが大前提なマッチングビジネスに革命を起こしたのが、スマホなのです。
これにより「繋がりやすさ」の革命的飛躍を実現することができました。
理由その③:マッチングビジネスはオールジャンル対応
- 外注したい企業・個人と在宅ワークで稼ぎたい人を結びつける「クラウドワークス」「ランサーズ」
- いらなくなったものを売りたい人と安くものを買いたい人を結びつける「メルカリ」「ヤフオク」
- 彼女がほしい男性と彼氏が欲しい女性を結びつける「ペアーズ」「Thinder」「ゼクシィ縁結び」
- 商品の宣伝をしたい企業と商品を紹介したいアフィリエイターを結びつける「ASP」
- ふるさと納税でお金を集めたい地方と、返礼品がほしい人を結びつける「さとふる」
このように、マッチングビジネスはオールジャンルです。
これほど汎用性の高いビジネスモデルは他に聞いたことがありません。
需要と供給の構図が出来上がるものならば、すべてマッチングビジネス(仲介業)を行うことが可能です。
試しに僕も1つだけ考えてみました。
それが、映画やアニメに出てきた食べ物を食べたい人同士を結び付けるものです。
ある映画のあるシーンで出てきた食べ物を「食べたい!」と思った人たちが、そのサービスでマッチングして、そこのお店で一緒に食べるとポイントがもらえます。そして僕には、紹介料として幾ばくかお金がもらえます。
サービスの名前は「TABETAI」にしましょう。
どうです?なかなかいいマッチングビジネスじゃないですか?
このように、素人の僕でも、いとも簡単にビジネスプランを考えることができます。
それくらい、幅の広いビジネスモデルなのです。
はい!ということで、マッチングビジネスが今最も熱いビジネスモデルである理由を3つ紹介しましたがいかがだったでしょうか?
少しでもこのビジネスモデルに可能性を感じてもらえたら嬉しいです。
てなわけで今日はこの辺で
お相手はぶんちんでした。